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山内 俊彦
レーザー学会研究会報告, p.37 - 44, 1998/03
レーザーブローオフ法の基礎研究は、1970年代の初めに著者がレーザーによるプラズマ生成を目的に始めたものである。そのプラズマは弱電離であるため、ほとんど磁界を横切って入射し、強い指向性を持っていることが判った。また、レーザー強度の変化により、クラスターが生成されていることも明らかとなった。次に、本レーザーブローオフ法を原研の中型トカマクに適用し、不純物の挙動を物理的に明らかにしたことは良く知られている。最近は研究が広範囲に進展しており、例えばJT-60でのコーティングされた窓のクリーニング、レーザー波長の違いによるブローオフ量や蒸発深さの制御、そして医学方面にも適用されつつある。今回は、長年に渡り著者が行ってきた研究成果を中心に発表する予定である。